続・システム管理者のお話

以前書いたシステム管理者がどうとかの話について。
システム管理者症候群 - はてはてな
最近とある本を読んでいて(これがなかなか進まないのですが)、その本になるほど!!と思える記述が。それは『システム管理者は得てして外圧にさらされることが少ない』というもの。なんこった、何で思いつかなかったんだろう。言われりゃそうだそうだーと思うけど、なかなか自分から出てこない。単純に思慮が浅いんだろうな。ちくしょうめ。
前にも「システム管理者ってのは頭の良い人が多い」と書いたけど、これを少し言い換えると「システム管理を任される人はその集団の中でもどちらかと言うと優秀な人」となる。この構図は結構あるんじゃないかと思う。そして、結果としてその人が集団のデファクトスタンダードになってしまう。これは独裁政治と同じような性質を持っていて、その人が真に優秀であれば問題ない話。でも、もしその人がどこかで成長をやめてしまったら…。これは最悪のパターンだと思うけど、けっこうありがちなんじゃないかと思う。
んで話を本に戻すと、それならシステム管理なんかはアウトソースしてしまったほうがマシという論旨。なるへそ。と、思ったけど、やっぱ他人に管理をまかせるってのは抵抗あるだろうなぁ…という気もしてきた。ほいで頭を整理して読み直したら、ちょっといくつか前提が抜けてたっぽい、うー。ややこしいのでもう少し考えて見ることにします。
ほんじゃあなんで書いたんだって話ですけど、単純に先述の『外圧』の話は面白い視点だと思ったので備忘録として。読んでる本についても読み終わったらレビューしてみたいと思います。いつになるかわからんけどな。